LECTERvol19

6/24

一人だとなんとなくそのまま　　6　　いるものなのかもしれません。大にしてしまって、時間だけが過ぎていくその「いつかきっと」は、　誰しも心の中にそっとしまって人になればなるほど自分のことだけを最優先に考えることはだんだん難しくなっていくし、それぞれ立場や環境は違っても、抱えるものは大きくなっていきますよね。子育て、親の介護、加齢による身体の変化、仕事の重み、子育てを終えた寂しさ、一人で生きる身軽さと孤独…。千差万別、自分と全く同じ人生を歩いている人などいないからこそ、誰かがそっと背中を押してくれることで開け「いつかさん」（名前）がこのお店る新しい世界がある。ここがそんなきっかけになるような場所でありたい。それこそがオーナーのに込めた大切な想いです。ある日新幹線に乗っていてふと「フランスに行こう」と思い立ち、すぐに予約して単独渡航した強いハートの持ち主「いつかさん」。彼女自身、いつか行ってみたい、行ってみようってずっと思いながらも会社のこと、家族のことなどを考えては「いつかきっと」と思っていたそうですが、エイッと飛び込んだことで自分の人生を見つめる目線が変わりました。彼女のイツカキットを叶えるためにたくさんフォローしてくれたスタッフや家族、単身で乗り込む初めてのフランスで困らないようにと現地のお友達を紹介してくれたたくさんのお客様……あぁ、口に出して実行しようと決めたら、こんなにもたくさんの人が助けてくれるんだ。では、私は誰かの「イツカキット」を叶えるために何ができるだろう。そんな想いが、この一見ネイルサロンには見えないネイルサロンには溢れているのです。ふと立ち寄れる、優しい場所にBRAND HISTORY